連続貫入定方位サンプラーは、乱れの少ない土試料を定方位の状態で採取することができるものです。対象は主に粘性土で、孔径86mm以上のボーリング孔を利用して行います。
サンプラーの装置全体は写真-1の通りです。採取した試料はその状態をよく観察するとともに、地層の層界、亀裂面等の傾斜方向勾配を測定します。結果は、シュミットネットなどで整理します。
写真-1 装置全体
写真-2 採取試料の状況①層理面
写真-3 採取試料の状況②層状破砕粘土
写真-4 採取試料の状況③